笑いで人をつなぎ戦争のない世界にしようと、イラクやアフガニスタンなど36カ国で落語を披露している笑福亭鶴笑さんの寄席がこのほど、松山市北持田町の愛媛県生活文化センターであり、子どもからお年寄りまで105人がパペットを使った落語などを楽しんだ。
国際支援に理解を深めてもらおうと県ユニセフ協会が主催。
鶴笑さんは落語を前に「国と国がけんかしていても、人と人は仲良くなれる。一緒に笑うと偏見がなくなる」と話し、手作りのパペットを使い熊本県の民話や映画のゴジラを基にした落語を口演。子どもらは独自のストーリーや仕掛けに終始笑顔だった。伝統芸能の南京玉すだれや紙切り芸もあり、拍手と歓声が上がっていた。