災害時輸送路確保へ 八幡浜・伊方と建設業協会が協定
風水害や地震など大規模災害時の緊急輸送道路確保に向け、愛媛県八幡浜市と伊方町は26日、県建設業協会八幡浜支部と応急対策業務に関する協定を締結した。
協定では、大規模災害時に市や町から協力要請を受けた同支部が、道路などの被害情報収集や通行確保のための障害物除去を実施。住民避難や救援物資輸送の円滑化を図る。
八幡浜市役所であった調印式では、大城一郎市長と伊方町の森口又兵衛副町長、同支部の藤川広治支部長が協定書に署名。大城市長は「住民の生命財産を守るのは行政の一番の役割。非常に心強く思う」と述べ、森口副町長は「住民の安全安心につながる」と感謝した。藤川支部長は「スムーズな初動活動ができるよう日ごろから心掛けたい」と話していた。