宇和海沿岸の仕事や産業に触れ、海の魅力を再発見してもらう「うみしごとキッズアドベンツアー」が28日、南予であり、愛媛県内の親子約230人が海を教室に普段できない体験を楽しんだ。
 「えひめいやしの南予博2016」のイベントとして、宇和島と八幡浜・西予の2コースで実施された。
 宇和島コースには約130人が参加。宇和島港から船で戸島沖に向かい、マグロの養殖場を見学後、餌やりをした。県漁連宇和島支部漁業研修センター(宇和島市築地町2丁目)では、真珠養殖関係者から手ほどきを受けながら、真珠の核入れや玉出し、アクセサリー作りを体験した。
 新居浜市惣開小学校1年の児童は「真珠の玉を入れる作業が楽しかった。海の仕事は大変だと思った」と話した。