光テーマに実験 新居浜で理科教室
住友化学の退職者らでつくる住友化学愛媛社友会(須山盾夫会長)の会員が27、28の両日、延べ約300人の子どもたちに理科のおもしろさを伝える教室を新居浜市坂井町2丁目のあかがねミュージアムで開いた。
講師役は同会の理科教室運営委員会のメンバー約25人。「光」をテーマに身近な材料で万華鏡や顕微鏡を作って子どもたちを驚かせた。こまに色を塗って回転させると違う色に見える実験も人気だった。
社員時代に市内の小学校で理科教室を経験した市橋宏さん(72)=滋賀県=は「原理は難しいが、おもしろいと感動してもらうだけで十分」と語る。今年5月に教室を開いたところ好評で、同会が毎年開いている作品展に合わせて実施するために、約3カ月かけて内容を考えた。
同時開催の社友会作品展は会員や家族が手掛けた絵画や書道、彫刻約120点を紹介している。9月4日まで。