愛媛県内各地のみこしなどが集結する「大神輿総練(おおみこしそうねり)」が18日、松山市堀之内の城山公園であった。雨に負けじと、かき手らが気合のこもった祭り絵巻を繰り広げ、大勢の観衆を楽しませた。
大洲藩鉄砲隊の火縄銃を合図に、松山市内の男女のみこし計14体や宇和島市の牛鬼、新居浜太鼓台、西条だんじりが次々と入場。かき比べや鉢合わせなど迫力いっぱいのパフォーマンスを披露した。クライマックスの「総練」では一斉に差し上げなどが行われ、会場から大きな拍手が起きた。
大神輿総練は祭りを観光資源として県内外に広くPRして地域活性化を図ろうと、実行委員会が2010年から毎年開催している。