小学生がサツマイモ収穫体験 西条 イモとれたぞー!
地元の子どもに農業の楽しさを知ってもらおうと、愛媛県西条市青年農業者協議会は1日、市内の畑でサツマイモ収穫体験を行い、神戸小学校の3年生ら約40人が汗と泥にまみれながらイモを懸命に引き抜いた。
協議会は市内の40代以下の若手農業者48人でつくり、イベントで野菜などを販売している。6月に3年生と一緒にサツマイモを植え、協議会員が無農薬・無肥料で丹精した。
1日の収穫では、児童らはぬかるみに足を取られ苦戦しながら、協力して大きく育ったイモを掘り出した。中には「これはいい土しとるわ」と話す大人顔負けの児童もおり、和気あいあいと収穫を楽しんでいた。
男子児童(9)は「イモを引っ張って楽しかった。焼き芋にして食べたいな」と笑顔。会員の男性(37)は「子どもが食いついてくれるか不安だったけどよかった。地元でこれだけのものがとれ、食べられると知ってほしい」と期待した。