松山銀天街振興組合、設立50年式典 さらなる活気を
松山銀天街商店街振興組合の設立50周年を祝う記念セレモニーが16日、愛媛県松山市湊町4丁目の商店街特設会場であった。関係者らが市中心部にある同商店街のにぎわい創出を通じた地域活性化への思いを新たにした。
組合によると、銀天街は1953年にアーケードが建造され、66年に前身となる組合が設立された。2001年には伊予鉄道松山市駅側の入り口に「ギャラクシービジョン」を設置するなど、商店街の活気づくりに努めている。
セレモニーで加戸慎太郎理事長は空き店舗など商店街が直面する問題に触れ、「組合が一つの原動力となり、松山を発展させなければならない」と決意を述べた。熊本地震の復興に向けた義援金贈呈や、熊本県商店街振興組合連合会との連携宣言も行った。
1989年の松山市政100周年記念で特設会場近くの円光寺に埋設していたタイムカプセルの開封もあり、思い出の品を受け取った商店の関係者が、当時の写真や作文などを見て盛り上がっていた。
商店街では、30日まで、一斉セールや、買い物券が当たるくじなどを実施する。