大相撲松山場所の設営開始 県武道館 あす23日開催
23日に松山市市坪西町の県武道館で開かれる大相撲巡業松山場所(実行委員会主催、愛媛新聞創刊140周年記念事業)の会場設営が21日、現地で始まり、日本相撲協会関係者らが作業に追われた。
大相撲巡業の県内開催は2年連続で松山場所は3年ぶり。日馬富士、白鵬、鶴竜の3横綱、9月の秋場所で初優勝した大関豪栄道ら力士約180人が参加し、熱戦を披露する。
21日は日本相撲協会の呼び出しらが俵作りなどをした。俵は1本の長さ約60センチ、直径約5センチ。土俵上で24本をつなぐ。3人の呼び出しが俵に土を詰めて縄で縛り、ビール瓶でたたいて土を固めていた。
呼び出しの邦夫さん(43)は「力士に思い切り相撲を取ってもらうことを一番に思って作っている。当日は迫力ある取組を楽しんでほしい。土俵作りなど、呼び出しの仕事もいろいろ。裏方のこともこの機会に知ってもらえれば」と話していた。
23日は午前8時開場。会場入り口で当日券(1階タマリ席、1階マス席Aは完売)の販売もある。