駐大阪中国総領事の李天然氏(57)が21日、着任あいさつのため愛媛県庁を訪れ、原昌史副知事と観光を通じた経済交流促進などについて意見を交わした。
 李総領事は吉林省出身。名古屋や福岡の総領事などを経て、今年5月から現職を務めている。
 李総領事は懇談で「来年は日中国交正常化45周年の節目。四国4県の観光資源や物産を、北京や上海に宣伝するイベントなども実現できればいい」と提案。原副知事は「愛媛には道後温泉のほか、世界に誇れる観光地がある。民間レベルでの交流を活発化させ、中国の方に愛媛のファンになっていただきたい」と応えていた。
 李総領事は21日、松山市役所も訪問した。