松山市市坪西町の県武道館で23日に開かれる大相撲巡業松山場所(実行委員会主催、愛媛新聞創刊140周年記念事業)をPRしようと、巡業の開催を告げる「ふれ太鼓」が22日、松山市中心部の商店街であり、進行役の「呼び出し」が威勢良く太鼓を響かせながら練り歩いた。
 PRしたのは、日本相撲協会の呼び出しの琴吉さん(46)と総一さん(35)。同市湊町5丁目のいよてつ高島屋前を出発し、銀天街、大街道へと進み、「豪栄道には琴奨菊じゃぞー」などと独特の節回しで市民や買い物客らに23日の取組を紹介。松山三越(一番町3丁目)でも元関脇玉春日の片男波親方(西予市出身)と松山場所への来場を呼び掛けた。
 片男波親方は「朝の稽古を生で見て力士の体の大きさを感じてほしい」とアピール。琴吉さんと総一さんも「取組はもちろん、相撲甚句や初っ切りなども楽しんで」と話していた。