市議選前に学生インタビュー 四国中央テレビ 10代有権者、市政へ意見
11月6日告示、13日投開票の四国中央市議会議員選挙を前に、四国中央テレビ(同市)は26日、同市中之庄町の四国中央医療福祉総合学院で18、19歳の学生4人へのインタビューを収録。市政に期待する点や、投票率向上のポイントなどを聞いた。
同市で「18歳選挙権」が適用される地方選挙は初めて。学生らからは市政の課題として「土居地域には大きな病院がなく、救急搬送に時間がかかる」「紙のまちをもっと外にアピールすべきだ」「市内に映画館が欲しい」などの声が上がった。
投票率の向上に関してインターネットでの投票や、模擬選挙の積極的な実施を提案する学生も。現状は市議との接点が少ないとし「私たちに身近な場所でやりたいことや考えをアピールして伝えてくれれば、投票したいと思う人が増える」との意見もあった。
収録後、理学療法学科2年の学生は「両親からは選挙に行くようにと言われている。投票までに候補者の情報を得るよう努めたい」と話した。
◇ ◇
インタビューの様子は、愛媛新聞社と四国中央テレビが共同制作する開票速報特番(11月13日午後11時半から)で放送します。