しまなみ海道安全に 児童の標語でPR 休憩ベンチも登場
瀬戸内しまなみ海道などで30日に開かれる「サイクリングしまなみ2016」を前に、しまなみ海道沿線で26日、自転車マナーアップ標語のお披露目式と休憩ベンチの贈呈式があり、本番へ向けて準備を整えた。
標語は自転車マナー向上を目的に、県今治土木事務所が市内島しょ部と上島町の小学生から募集。集まった960点から70点を選び、道の駅の案内板やサイクルスタンドに設置した。
今治市上浦町井口の多々羅しまなみ公園であったお披露目式には上浦小の24人が参加。5年女子児童(10)の「ありがとう 一列走行」、3年女子児童(8)の「スピードだしすぎ ちゅういして」の言葉と県のイメージアップキャラクター「みきゃん」が描かれた案内板2枚が披露された。5年女子児童は「安全に走りながら上浦の空気を感じて気持ちよく走ってほしい」と話した。
同市吉海町仁王の宮窪峠では、交通安全施設工事を手掛ける四国ライト(同市)が創業40周年記念で県に休憩用の木製ベンチ20基を贈呈。横180センチ、縦35センチで県産材を使用し、座面には現在地を示すみきゃんのプレートを配置した。式で神村正之社長が「しまなみを快走する多くの人に活用してもらえれば」と述べ、早速サイクリストらがひと息ついていた。