タカラトミーグループの模型メーカー「トミーテック」（栃木県壬生町）は２日、愛媛県南予のご当地キャラクターなどを描いた列車「おさんぽなんよ」の鉄道模型を来年１月から全国発売すると発表した。
　鉄道模型は「Ｎゲージ」規格で製作した１５０分の１スケールの本格派。高さ６センチ、幅１７センチ、奥行き４センチで、実物そっくりに仕上がっている。「おさんぽなんよ」はえひめいやしの南予博２０１６に合わせて、ＪＲ四国が２月から運行しており、南予のご当地キャラのほか、県のイメージアップキャラクター「みきゃん」や南予観光ＰＲキャラクター「にゃんよ」のイラストでラッピングされている。
　２日は、トミーテックの岩附美智夫社長が県庁で中村時広知事と面談し「鉄道模型の普及とともに、地域活性化に貢献できれば」と発売を報告。中村知事は「憧れのホビーで、精巧にできている。南予の観光振興につながってほしい」とおさんぽなんよが走るジオラマを眺めていた。
　鉄道模型は全国のホビーショップなどで販売される。価格は１８００円（税抜き）。