「子ども芸術祭」入賞作品 感性輝くアート常設 松山 えひめこどもの城で展示
愛媛県が、えひめこどもの城(愛媛県松山市西野町)で6日まで開いた「えひめ愛顔(えがお)の子ども芸術祭」の入賞作品の一部が会期後も常設展示されている。
初めての芸術祭には県内外の小中高校生らが456点を応募した。10月29日には松山南高砥部分校の生徒が手掛けた衣装で中村時広知事がパレード。最優秀賞1点、優秀賞4点、奨励賞9点などを表彰した。
最優秀賞に輝いたのは、三崎高校(伊方町)の生徒が海岸に漂着したブイを集めて作った「登龍門」。芸術同好会の3年の女子生徒は「地元の海岸をきれいにしたいという思いから取り組んだ。ごみでも作品になると証明できて、とてもうれしい」と受賞の喜びを語った。
えひめこどもの城は午前9時~午後5時開園。入園は無料。休園日は原則水曜日。