火事が増える冬場を前に子どもたちが火の用心を呼び掛ける御荘防火パレードが12日、愛媛県愛南町御荘地区であり、園児や児童が平城商店街などで拍子木を響かせた。
 秋の全国火災予防運動(9~15日)に合わせて愛南町と町消防団が毎年実施。御荘保育所幼年消防クラブや、平城小学校の少年消防クラブとバトン・トランペット鼓隊のメンバーら計約140人が参加した。
 同町御荘平城の愛南署前であった出発式では、園児と児童の代表4人が「火遊びをしません」「火災のない安全なまちづくりに努めます」などと力強く宣言。ポンプ車を先頭に約1キロ歩き、「火の用心のうた」を歌いながら、住民に注意を呼び掛けた。