大洲ええモンセレクション 道後からPR 一押し商品を試食
愛媛県大洲市認定の地元産品を道後地区のホテル、旅館関係者や県内バイヤーらにアピールする試食・内覧会が15日、松山市道後湯之町の大和屋本店であり、約130人が大洲の一押し商品を目と舌で確かめた。
県内屈指の観光地・道後地区に地元産品を売り込むとともに、道後のブランド力を生かして販路拡大を図ろうと、大洲市が初めて開催。道後温泉旅館協同組合など3団体が協力した。
同市は2012年度から、市内で製造・加工される商品や農林水産物のうち、独自性や信頼性などの基準に適合する産品を「大洲ええモンセレクション」として認定。これまでに21業者の51品が選ばれ、流通拡大を支援している。
今回は認定食材をふんだんに使った「松花堂ランチ」を大和屋が開発。シイタケを豚肉で巻いた「大洲ふれ愛ひめポークと原木乾しいたけのマリアージュ 生姜の香り」や、上品な甘さの「大洲栗のモンブラン」などがセットになっている。税別2千円で、16日から12月18日まで1日20食限定で提供するという。
試食コーナーにはランチのほか朝食バイキングを想定した料理なども並び、出席者は「おいしい」「シイタケが肉厚」などと述べながら味わっていた。認定商品の製造業者らがそれぞれのブースで自社商品をアピールする商談コーナーもあった。