西条・小松中生が石鎚神社に巨大絵馬奉納 輝ける未来祈り
石鎚山の中腹にある石鎚神社成就社に19日、小松中学校美術部(愛媛県西条市小松町南川、15人)が来年のえとの「トリ」を描いた巨大絵馬を奉納し、訪れる人々の輝ける未来を祈った。
絵馬奉納は2010年から市内の5高校が順番に取り組み、昨年から中学校が制作している。小松中の絵馬は縦約1.8メートル、横約2.2メートル。雪化粧した石鎚山を背景に、金色の鳳凰(ほうおう)が力強く飛び立つ様子が描かれている。1、2年生7人が9月中旬ごろから半月かけて制作し、アクリルの塗料を使って大胆に仕上げた。
19日は成就社で奉納式があり、生徒ら5人は見返り遥拝(ようはい)殿の前に自信作が掲げられるのを見つめていた。
同デザインで一般サイズの絵馬は、12月中旬ごろから同神社本社と成就社で販売する予定。