来月全通、アクセス向上 松山外環状インター線
国土交通省松山河川国道事務所は25日、12月10日に全線開通を控える愛媛県の松山外環状道路インター線(4・8キロ)を報道陣に公開した。残る未開通区間の古川インターチェンジ(IC)―市坪IC(1・8キロ)の自動車専用道路部が暫定2車線で開通、松山空港へのアクセスが向上し2017年の愛媛国体にも貢献するとしている。
県や松山市と整備を進めるインター線は、松山自動車道・松山IC付近の国道33号と国道56号を結ぶ。事務所によると、全線開通により国道56号―松山ICの所要時間が20分から4分へ短縮するほか、並行する幹線道路などの交通が分散することで交通事故削減も期待できる。
松山外環状道路のうち、国道56号と松山空港を結ぶ空港線(3・8キロ)の余戸南IC(仮称)以西は、東垣生IC(仮称)までの側道部2・4キロが愛媛国体までに開通する予定。