第65回秋季県展(県美術会、愛媛新聞社など主催)の前期展が27日、松山市堀之内の県美術館で始まった。洋画、版画、写真、デザインの4部門の入賞・入選作と県美術会員の作品計841点を展示している。12月8日まで。
 南館の耐震工事の影響で本館での初めての開催。開展式では同会の秋山一夫会長が「念願かない感無量。女性や若者の活躍も目立ち始めた。(作品を介した)出品者との双方向の会話をしながら鑑賞を楽しんでもらいたい」とあいさつした。
 あいにくの天候にかかわらず、午前中から大勢の来場者でにぎわった。