宇和島の新たなお土産を作ろうと、障害者の就労支援などを行っているNPO法人「たんぽぽ」(愛媛県宇和島市保田)がこのほど、米ハワイ州をイメージしたお菓子「アロアロハクッキー」を開発した。
 県の障害者工賃向上技術支援員派遣事業の一環として、3月からクッキー開発に着手。商品名は同市とホノルル市が姉妹都市であるのにちなみ、ハワイで「ハイビスカス」を意味する「アロアロ」と、ハワイ語のあいさつ「アロハ」を掛け合わせた造語を採用した。パッケージのデザインは、宇和島市内のデザイナー薬師神親彦さんが、施設利用者の下絵を基に制作した。
 クッキーは28日から同市弁天町1丁目の道の駅「きさいや広場」で、1箱5枚入りの600円(税込み)で販売予定。インターネット販売も行う。