フラメンコギタリスト広川さん 本場スペイン修業語る 情熱の音色、注ぐ努力
さまざまな分野のプロから仕事への心構えや考え方を学ぶ講演会「回せ!夢の回転扉」が11日、愛媛県松山市一番町3丁目の松山三越であった。市内在住のフラメンコギタリスト広川叔哉さん(38)が「君の夢は遅くない」と題し、23歳でプロを志したきっかけや音楽への情熱を語った。
音楽との関わりについて広川さんは「実家はギター工房だったが大学2年までは野球漬け。ギターは高校3年のときに趣味で弾き始めた」と紹介。
大学時代、サーファーに憧れた時期もあったが「メロディーや伴奏を1本でできるギターが格好よくて、卒業後にフラメンコギターを始めた」と振り返った。本場スペインでの修業で文化やリズムなど、日本との違いを学んだと語った。