「いじめSTOP愛顔(えがお)の子どもフォーラム」が17日、愛媛県砥部町宮内の町文化会館であり、県内158小中高校の575人が人権劇やパネルディスカッションなどを通していじめ問題について考えを深めた。
効果的ないじめの未然防止や解決策を県全体で共有しようと県教育委員会が実施し、2回目。人権劇では、大洲高演劇部が無料通信アプリを使った「リアルないじめ」を熱演した。
劇では、いじめる側の生徒がささいな理由で「キモイ」「早く消えろ」などとメッセージを送信。次第にいじめはエスカレートし、いじめられた生徒は不登校になってしまうが、1人の生徒が勇気を出して行動したことで解決に向かった。