大切な人に愛を込めて温州ミカンを贈る慣習「クリスマスオレンジ」を広めようと、三崎高校の生徒が18日、愛媛県伊方町三崎の三崎港でフェリー客にラッピングした愛媛ミカンなどを配布した。
 クリスマスオレンジはカナダの慣習で、全国有数のミカン産地・八西地域でも定着に向け情報発信を強化している。今回は、フェリー航路などでつながりが深い愛媛県南予北部と大分県中部地域の交流促進を図る協議会のキャンペーンで実施。連携の証しに、大分県特産のカボスとセットで手渡した。
 協議会では23日も八幡浜港(八幡浜市)と臼杵港(大分県臼杵市)、佐賀関港でキャンペーンを実施する。