新聞題材に主権者教育 松山で県NIEセミナー 教員ら100人参加
教育現場に新聞を取り入れるNIE(教育に新聞を)の方法などを話し合う「第13回県NIEセミナー」(県NIE推進協議会主催)が28日、松山市北持田町の県生活文化センターであった。講演や実践報告を通して、教員や愛媛大生ら約100人が新聞を活用する意義や手法を学んだ。
愛媛大教育学部の鴛原進教授が「主権者教育にNIEが果たす役割と注意点」と題し講演。「主権者は選挙で選んだ人の行動や、自分が社会でやりたいことを実現する方法などについて他人と議論することが必要。それができる題材が新聞だ」と述べた。
実践報告では本年度の県内実践指定校の担当教員が新聞閲覧コーナーや、各教科での活用などの取り組みを紹介した。