愛媛県のドクターヘリコプターが1日、運航を開始した。1日午前は、松山市菅沢町の市野外活動センター多目的グラウンドで市消防局との合同訓練があり、約50人が出動要請から患者搬送までの手順を確認した。
 ドクターヘリは、医療機器や医薬品を常備し、消防機関から要請を受け、医師らが同乗して出動。事前に設定した臨時離着陸場で、患者を搬送してきた救急車と合流し、初期治療を行いながら、3次救急医療機関などに搬送する。県内の現場までは約30分以内で移動でき、救命率の向上や後遺症の軽減が期待される。