障害者が農作業に従事する「農福連携」の推進セミナー(県主催)が9日、愛媛県松山市上難波の県農林水産研究所であった。関係者約80人が先進地である香川県での取り組みを学び、「農業」「福祉」双方でメリットがあることを確認した。
 NPO法人香川県社会就労センター協議会(高松市)の阿部隆弘コーディネーターが講演。農家の労働力不足を解消する手段として、協議会メンバーである障害者施設の利用者を農作業現場に派遣するシステムを紹介した。