環境保全活動に尽力した団体などを顕彰する三浦保環境賞の表彰式が10日、松山市であり、今治市孫兵衛作の蛇越池で湿地植物の保護に取り組むNPO法人愛媛生態系保全管理(内子町)が大賞に選ばれた。
愛媛生態系保全管理は、県レッドデータブック絶滅危惧IB類に指定されているサギソウなどの保護活動を実施。地元の桜井小児童や地域ボランティアらと草刈りをして湿地環境を維持したり、サギソウを栽培している今治南高生徒と苗の定植などを行ったりしており、活動の輪が世代や立場を超えて地域に広がっていることなどが評価された。