杉浦非水を紹介、専属当時の図案をパネルに 東京・三越本店
愛媛県松山市出身で、百貨店「三越」の図案デザイナーなどとして活躍した杉浦非水(1876~1965年)を紹介する展示が22日、東京都中央区の日本橋三越本店で始まった。当時の三越のポスターやPR誌表紙などをパネルにし、色あせぬモダンな感覚を伝えている。県内メーカーなどが製作した非水グッズも販売している。28日まで。
非水は東京美術学校(現・東京芸術大)を卒業後、1908~34年に三越の専属図案家を務め、宣伝物を多数手掛けた。三越伊勢丹によると、今もビールや菓子といった中元・歳暮用商品の一部パッケージに作品が使われ、その人気からすぐ完売になるという。
展示会場に面した中央ホールの天井には、非水も目にしていたアールデコ調の建築装飾が施されており、往時に思いをはせながら作品を味わえる。非水の斬新な意匠を取り入れた手拭いやタオルハンカチ、砥部焼、タルトといったグッズや菓子も置いている。