柔道指導の一線45年間 西条柔道会会長 村上俊行さん 子どもの成長を願って
近年、世界で活躍する選手を輩出している愛媛の柔道界。選手が世界で戦う基本は、故郷の道場で先生たちに教えを受け身に付けてきた。2014年世界選手権女子57キロ級で優勝した宇高菜絵選手(31)らを指導した西条柔道会の村上俊行会長(77)もそんな先生の一人。子どもたちの柔道の上達、人間的成長へ、喜寿となった今も週3回、柔道着姿で道場に立つ。
「ちゃんと足をさばいて」「技をかけられたら、裏を取って」。1月下旬の西条市ひうちの市総合体育館、練習する西条柔道会の小学生らに村上さんが声を飛ばした。
村上さんは中学生の時、西条柔道会に入り、西条高を経て東京教育大(現・筑波大)に進学。高校保健体育の教員となって帰郷した。1972年、休会状態だった西条柔道会を再発足させる際、中心人物の一人として活動。以後45年間、理事長、会長などとして指導の一線にあり続ける。