ずいぶん、冷え込むようになったと思ったら―。愛媛県大洲市長浜で16日朝、風物詩の「肱川あらし」が今季初観測された。大洲盆地の冷気をはらむ霧が、肱川沿いに勢いよく伊予灘へ吹き出し、冬の訪れを告げている。  発表した「肱川あらし実行委員会」によると、発生はほぼ平年と同じ時期だが、10月29日と遅れた昨年より13日早い。16日は、実行委事務局の市職員米沢忠彦さん(30)が、午前7時から肱川右岸で動画撮影。同時刻の気温は10度、水温は19度で、肱川あらしは午前8時ごろまで続いたという。  米沢さんは「昨日まで寒さは感じなかったが、今日はかじかむ寒さ。まさに、あらしの風」と振り返った。