帰省などで人や物の動きが増える年末年始を前に、四国運輸局愛媛運輸支局などは10日、愛媛県内各地で船舶やバスなど県内の輸送機関を対象に、安全確保やテロ対策の総点検を始めた。
 松山市高浜町5丁目の松山観光港では、同支局と松山海上保安部員13人が点検を実施。松山・小倉フェリーの「フェリーはやとも2」に乗り込んで救命胴衣や浮輪の設備状況や航海日誌などの書類を確かめ、乗組員に「定期点検や訓練を今後も続けてください」と呼び掛けた。