来シーズンも活躍を―。愛媛県大洲市の観光ウ飼いで主役を担ったウをねぎらう感謝祭が8日、大洲市中村の肱北河原であり、関係者はウにアユと水浴びをプレゼントした。
 ウ飼い客増加へ、今季は主催する市観光協会、鵜匠(うしょう)、登録店、市などがチーム一丸。トイレカー設置や旅行商品券発行など力を尽くした。結果、天候の影響で開催日数が前年比3日減の85日間だったにもかかわらず、客数は夜昼合計5693人で前年比208人増。昼間の乗合船乗客の200人増が目立った。
 何といっても最大の貢献者は、プレーヤーであるウ。感謝祭では古森達夫協会長が、出席した10羽に「皆さんありがとうございます」と頭を下げた。