映画「噓を愛する女」でデビュー、中学1年生の井上音生 多彩な役こなす女優に
長沢まさみと高橋一生の共演で話題の映画「噓(うそ)を愛する女」。瀬戸内しまなみ海道などでロケが行われ、県内でも注目度の高い本作で、愛媛県松山市の中学1年生が女優デビューを飾っている。沢口靖子や長沢らを輩出した東宝シンデレラ出身の井上音生だ。
井上は、2016年の「第8回東宝シンデレラオーディション」で、応募約9500人の中から審査員特別賞を受賞。芸能界入りし、少女漫画雑誌「りぼん」のりぼんガールとして誌面などで活躍している。
「信じられなかった」という映画初出演で与えられたのは、恋人(高橋)のすべてが偽りと知った主人公(長沢)が素性調査を依頼する私立探偵(吉田鋼太郎)の娘・美咲役。父親との間にわだかまりを抱える複雑な胸中の少女を演じた。
「家族や友人、みんなが応援してくれている。大好きなドラマや映画にもっと出られるように頑張りたい。どんな役でもこなせる女優を目指す」と飛躍を誓っている。