県9月補正案、一般会計98億9702万円
愛媛県は4日、9月補正予算案を発表した。南海トラフ巨大地震や集中豪雨災害などに備えた県独自の防災・減災対策を柱に一般会計で98億9702万円。今治工業高校の造船コース新設に5052万円を充てた。
地方創生へ国の交付金4億6506万円を見込み、移住促進や営業力強化など19事業を実施する。
県単独緊急防災・減災対策事業は44億5000万円。緊急輸送道路などの整備や河川、海岸、港湾施設の改修に加え土砂災害を防止する砂防施設の整備、がけ崩れ防災対策を推進する。
農林水産業や商工業、観光など産業の振興には23億5233万円を計上。また移住促進や販路拡大支援なども盛り込んだ。
2015年度予算の一般会計は6491億7559万円(前年度同期比4.12%増)となった。