リオデジャネイロ五輪の陸上女子3000メートル障害に出場する松山大(愛媛県)3年の高見沢安珠(20)が16日、米国ボルダーでの事前合宿に向け松山空港を出発した。
 空港ロビーでは、松山大女子駅伝部のメンバーや大学関係者ら約20人が見送った。2004年アテネ、08年北京五輪女子マラソン代表だった同大出身の土佐礼子さんも駆け付け、「ボルダーは自然が気持ちいいので静かに合宿に集中できるよ」とアドバイスした。
 駅伝部のチームメートにハイタッチで送られた高見沢は「みんなにパワーをもらった。合宿で周りの選手から刺激を受けながら準備をしっかりして、リオに入っていきたい」と抱負を語った。