2016年度「21世紀えひめの伝統工芸大賞」入賞作品の展示・販売会が1日、愛媛県松山市道後多幸町の旅館「道後舘」で始まり、県内外から訪れた観光客らの目を引いている。3月31日まで。
市場価値の高い伝統的工芸品の創出を目的に毎年実施している同大賞の入賞作は県庁や金融機関のロビーなどで展示していたが、15年度に道後舘のみやげ売り場「丁字屋」で初めて展示・販売会を開いたところ大好評。「販売者とメーカーの出会いの場にもなっていて、人気があったタオルなどは継続して販売している」(田中由樹店長)ことから、2年連続の開催となった。