宇和島市錦町のＪＲ宇和島駅改札口に４日、毎夏恒例の「ジャンボ七夕」が飾り付けられた。２２日に開幕する「うわじま牛鬼まつり」の見物客や夏休みの帰省客らを涼やかに出迎えようと、８月７日まで設置する。
　１９８９年から始まり２８回目。今年の飾り付けには、済美保育園＝同市丸穂町３丁目＝の年中、年長の園児７１人が手作りのササ飾りや短冊を持って参加した。園児は自転車に乗ることや、嫌いなものが食べられるようになることなどの願いを書いた短冊を、約８㍍の竹に丁寧に結び付けていった。
　完成後、駅構内に立て掛けられたジャンボ七夕を前に、園児は大興奮。年長組の浜内凜愛ちゃん（６）は「祭りで踊るパレードがうまくいくようにお願いした。飾りはすごくきれいで、お母さんに見てほしい」とうれしそうに話した。