西日本最高峰の石鎚山系のブランド価値を共に創造しようと、周辺の愛媛県西条市、久万高原町、高知県いの町、大川村は30日、包括的連携協定を締結した。1市2町1村で実施する各種事業の情報交換やイベント開催時の支援に取り組み、山岳観光の振興に向け協力を深める。
市などによると、4自治体は2016年12月に国から認定を受けた地域再生計画「石鎚山系の魅力発信および持続可能な資源とする事業」を共同で進めている。再生計画は石鎚山系の登山者増加と地域経済との好循環を生み出すことを目的としており、その枠組み外でも連携体制をつくろうと協定締結に至った。