愛媛県は31日、地域高規格道路の大洲・八幡浜自動車道のうち大洲市の北只と平野をつなぐ3.3キロの「大洲西道路」が2017年度の国の補助事業として新規採択されたと発表した。総事業費は約120億円。
 事業化により大洲・八幡浜自動車道は全線開通への見通しが立った。
 県によると、大洲・八幡浜自動車道は大洲市北只と八幡浜市保内町喜木を結ぶ延長約14キロ。全線開通で大規模災害時の緊急輸送道路や広域避難・救援道路を確保できるほか、高速ネットワークの形成によって広域物流や交流の促進による地域産業の振興などが期待されるとしている。