愛媛のスピードスケートの国体選手として活躍した県競技力向上対策本部の土田愛(25)=北海道出身=が3月末で現役を引退した。31日は県職員や選手仲間らが功績をたたえ、見送った。
土田は山梨学院大時代の2012年に全日本学生選手権で総合優勝。13年に来県し、14年の栃木国体成年女子500メートルで4位入賞を果たした。学生時代の人脈を生かして県外の有力選手と、愛媛県との橋渡し役を担い、17年の長野国体で2冠を獲得した郷亜里砂ら有力選手の招聘(しょうへい)に貢献したほか、県内のジュニア選手の指導などにも取り組んだ。