日本統治時代の台湾で水力発電所を完成させ「台湾電力の父」と呼ばれる愛媛県西条市河原津出身の松木幹一郎氏(1872~1939年)の特別展が、同市周布の東予郷土館で開かれている。6日、三女の景山郁子さん(94)=東京都国分寺市=ら親族6人が西条市を訪れ、地元住民や市職員らと交流を深めた。特別展は30日まで(月曜休館)。同時開催の「先覚者展」でも台湾で造られた松木氏の胸像や日月潭の模型などを展示している。