愛媛国体の総合開閉会式リハーサル 本番目前、最終確認
30日に開幕する愛媛国体を前に、総合開閉会式のリハーサルが23日、松山市上野町の県総合運動公園ニンジニアスタジアムで行われた。出演者やボランティアら約6800人がプログラムの進行を最終確認し、本番へ向け気持ちを高めた。
午前中は、10月10日の総合閉会式を本番通りのタイムスケジュールで実施。和太鼓の演奏や幼稚園児による「えがお体操」といったオープニングプログラムのほか、選手団の入場や成績発表、天皇杯・皇后杯授与の流れなども確認した。
和太鼓の演奏で参加した伊予市郡中小6年の女子児童(12)は「少し緊張した。本番はリズムを合わせて、見てくれる人が感動するような演奏をしたい」と意気込んだ。
スタジアムの外では、県職員らが来場者役となり、入場時の誘導や手荷物検査の手順を確認した。中村時広知事は「まさに秒刻みの進行。関係者が自分の役割について最終チェックし、本番をしっかりと成功させたい」と話した。
午後からの総合開会式のリハーサルは、ストーリーテラーとして出演するタレントも参加し非公開で行われた。