伯方島でイルカと握手 触れ合い施設の開設計画
愛媛県今治市伯方島の道の駅「伯方S・Cパーク」(伯方町叶浦)内の市の港湾に、高松市の業者がイルカと触れ合う施設「ドルフィンファーム」の開設を計画し、今治市が2日までに港湾の使用許可を出した。業者などによると、同施設は県内初という。
2010年から兵庫県淡路島の自然体験施設でドルフィンファームを経営している「シーネット」(内田善忠社長)が計画。伯方S・Cパークは飲食店やビーチがあり、サイクリストらが訪れる瀬戸内しまなみ海道沿線の人気スポットとなっている。計画地はビーチの隣にあり、砂浜の状態で特に利用されていない。
内田社長は「来場者がイルカと握手したり、一緒に泳いだりできる淡路島と同様の施設を考えている。ただ、イルカが入手できておらず、開設時期を含め詳細は決まっていない」と話している。