19日に開幕する第89回選抜高校野球大会に出場する帝京第五(愛媛県大洲市)は14日、甲子園練習を行い、はつらつとした動きをみせた。
午前11時から30分間の練習が割り当てられ、グラウンドに立ったナインは元気よく守備位置に駆けだした。
練習の意図は「球場の雰囲気をつかむこと」(小林監督)。野手は土や芝生でのボールの弾み方を確認しながらノックを受けたり、打撃練習をしたりした。内外野を守った森木選手は「どこを守っても景色が良くて気持ちよかった」と話し、バッティングでいい当たりを放っていた小西三塁手は「あこがれの場所でプレーでき、ワクワクした気持ちが止まらない」と笑顔をみせた。