知事やFC今治・岡田氏、東京で愛媛PR
東京・丸の内の三菱商事本社ビルで6、7両日、愛媛の食材や産品、観光をPRする県物産フェア(県など主催)が開かれ、7日は同社がオフィシャルパートナーを務めるサッカークラブFC今治の岡田武史オーナーや中村時広知事が愛媛の魅力を語った。
県によると、在京大手企業本社でのフェアは昨年の東京海上日動火災保険に続き2回目。今回は商社マンの発信力に注目し、中村知事がかつて在籍した三菱商事に開催を打診した。
中村知事は「愛媛はかんきつ王国。日本最高級を味わって」とPR。昼休みの社員らがせとかや清見などのかんきつを手に取り、食べ方を聞きながら購入していた。1日約1000人が利用する社員食堂では、8日までたい飯やしらす丼など愛媛の郷土料理を提供する予定。
船舶分野を長年担当し、今治とも関係が深いという同社の小林健会長は「愛媛では海から山まで一流の物産が作られている」とあいさつ。風光明媚(めいび)な瀬戸内しまなみ海道の観光を提案した岡田オーナーは「ついでにサッカー観戦を。ファンクラブもあります」と笑いを誘った。