愛媛県伊方原発環境安全管理委員会(会長・上甲俊史副知事、31人)が29日、松山市内であり、四国電力が昨年5月に廃炉となった伊方原発1号機の廃止措置計画について説明した。
 四電は廃炉の全体工程を4段階に分け、約40年かけて実施するなどと示した。廃炉に伴い1号機の使用済み核燃料を3号機の使用済み核燃料プールに移動する際の安全性に関する委員の問いに対し、四電は「1号機から3号機のプールへ安全に輸送した実績がある」と理解を求めた。