上島町弓削佐島の宮ノ浦(みやんな)遺跡を発掘調査している愛媛大考古学研究室と町教育委員会は17日までに、平安時代末―鎌倉時代初期の土器や陶器などを確認した。この時期の遺物が同遺跡から大量に見つかったのは初めて。愛媛大東アジア古代鉄文化研究センターの村上恭通教授は「古代から中世にかけ、連綿と人が生活していたことが明らかになった」としている。