四国電力は21日、テロなどに備えた愛媛県の伊方原発3号機の特定重大事故等対処施設(特重施設)について、地震や津波に対する設計方針などを見直し、完成予定時期が2019年度から20年度に先送りになったと発表した。見直しに伴い約230億円の追加費用が必要となり、伊方3号機の安全対策費は従来の約1700億円から約1900億円に増える見通しとした。