河川美化や水質浄化などの活動を行う愛媛県内子町のNPO法人「環境NPOサン・ラブ」(入江英昭理事長)が環境省の2014年度水・土壌環境保全活動功労者表彰を受け、26日に八幡浜市北浜1丁目の県八幡浜支局で伝達式があった。入江理事長(71)は受賞を励みに、古里の豊かな自然を守る取り組みを広げる意欲を語った。
「―サン・ラブ」は入江理事長ら住民有志が地元を流れる小田川の「里親」として01年度から始めた清掃活動をきっかけに、04年に法人化。生活排水の浄化に向け、県が開発した環境浄化微生物「えひめAI-1」の培養配布や廃油を使ったバイオディーゼル燃料の製造など幅広い環境活動を手掛けている。