海外の高校生による日本語スピーチコンテストが30日、愛媛県松前町であった。14の国と地域の15人は、自らが成長した体験などを流ちょうに堂々と語った。
 高校生の異文化交流を目的に、東京のNPO法人が開催。20回目の今年は松前町制60周年の記念行事として初めて愛媛で行い、県内の高校生約500人がスピーチに耳を傾けた。
 東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町を訪れた米国の男子生徒は「自分の考えを日本語ですらすらと話せるようになったら南三陸町に戻って復興の手助けをしたい」と伝えた。